「PEEKチューブの最小曲げ半径はどのくらいですか?」
ときどきお問合せをいただくことがございます。
曲げ加工を行う場合、曲げ半径が小さすぎるとチューブが折れたり潰れたりする不具合が起こることがあります。
そこで、弊社PEEKチューブの最小曲げ半径を確認するため、下図のような簡易試験を行いました。
<簡易試験方法>
PEEKチューブを試験治具に密着するように巻き付け、
キンク(屈曲)の有無を確認しています。
<PEEKチューブ最小曲げ半径 簡易試験結果>
試験結果からは
外径3.2㎜以外のチューブでは、肉厚比率が高いものほど小さい曲げ半径での加工が可能となる傾向が確認できました。
上記最小曲げ半径は保証値ではございませんので、設計時、加工ご依頼の際の参考程度としてください。